貴兄に告ぐYZF R1を販売するならそれなりの知識というものが必要じゃ!
とヤマハから通達を受けましたので、行ってきましたR1講習会。
エンジンの旨みは
当日の講習は、全体のブリーフィングで始まりR1の開発コンセプトや08年モデルとの比較を開発者の方達から聞かせていただきました。
ゲストでモータージャーナリストの丸山浩さんがお見えで、R1を乗っての感想を言ってくれていたので一部抜粋して書かせていただきます。
一番の特徴は、エンジンですね。
今までに無いこのエンジンは、ほんと乗ってみないと、解らないと思います。
1000cc4気筒のエンジンには、全く思えません。
2気筒と3気筒と4気筒のいい所が、混ざりあったエンジンの様に思えます。
とのこと。
エンジンの旨みはクランクシャフトにあり!
写真左は等間クランク、右不等間クランク
秀逸なエンジンに答えるには
09新型YZF-R1には、これまでとは違うフロントサスペンションが装着されています。右側と、左側で圧と伸びの減衰が独立しています。
すでに発売されている、FZ-1も同じですが、M1も同じだそうです。
独立しているので、いままでの内部構造とは根本的に異なり、
(個人的にあくまで個人的にですが、初期の沈み込みが、オーリンズのような感じでした。)必要な減衰力が適切に立ち上がる特性になっているので、状況に応じた乗り味を自在に作り出せると思いますので、是非、自分好みのセットアップを楽しんで頂ければと思います。
新型R1用サスペンションセッティングデータ
(セッティングデータFrom難波さん)を入手いたしましたので
街乗りがシックリいかないなら当店までお越し下さい。
何かの糸口がつかめるかもしれません。
試乗その後は
何組かのグループに分けられていたので、午後からの試乗となり
意気揚々とコースイン!鋭い出だしに戸惑いながらコースイン良く走るなぁーと感心しながら、1周目
次は、リミッターを効かせてみようとメーターとにらめっこしてるつもりが
風圧に負けて首がダンダン上へうえへと気持ちは下へしたへと。
まぁこれも修理上がりの試乗を工場長にまかせっきりの罰と思い走るが、
その後はへーたれプーでした。文才が無いのでこれぐらいで・・
乗った感想は、サーキット3速しか使っていません。
十分な加速です。リミッターあたります。
リミッターの効きは素敵です、マイルドです。
CBR1000RRにも乗ったのですが、CBRはりミッターが効くと速度が戻されるので、丸山さん曰く、カーブ中にリミッターが効くとリアが暴れて怖いよと仰っていました。
その速度で突っ込んでいく貴方が怖いよと私、思いました。
玄人好みなバイクですが、とっつき難さは無いので誰もがスポーツできるバイクです。
オススメデス。
ヤマハの開発コンセプトはエキサイトメント
乗れば解る気がします。